IDの新規発行方法とその使い方について

本日は前回の続き、電子マネーiDの新規発行とその使い方について説明してまいります。iDは大きくわけて、現在5つの種類に分類することができます。

  • クレジットカードに付帯される(クレジットカードと一緒に発行に)iD
  • おサイフケータイで使うことができるiD
  • Apple Payに付与されているiD
  • Google Payに付与されているiD
  • dカードプリペイドに付帯されているiD
  • SMBCデビットカードに付帯されているiD

これらは、すべて同じ電子マネーiDなのですが、同じiDでも新規発行方法とその使い方は異なっています。

スマートフォンと連携したサービスが増加傾向にあるのに加え、政府主導によるキャッシュレス化が後押ししていることもあり、あらゆる電子マネーが多様化、複雑化してきています。

電子マネーの利用方法の多様化にともない、その新規発行方法が複雑化してしまっているので事情を知らない方からすると、非常にわかりにくくなってしまっております。

なるべく、わかりやすいように解説いたしますので、最後までお付き合いください。

クレジットカードに付帯される(クレジットカードと一緒に発行に)iD

メジャーなところだと、一般消費者(個人)向けのクレジットカードの三井住友VISAカード、ポイントをより多く貯めることができるクレジットカードのオリコカード・ザ・ポイント、個人事業主や法人向けのクレジットカードのオリコエグゼクティブ・ゴールド・フォー・ビズなどのクレジットカードに電子マネーiDが付帯されています。

dカードに付帯されるiDの特徴

dカード プリペイド

携帯キャリアのドコモが発行するクレジットカードなので、ドコモのユーザーにとってお得なカードになっています。

その特徴として、ドコモを利用するユーザーは、キャンペーンなどによって、dカードに付帯されているiDを使って、特定の店舗やネット店舗でiDを利用すると、現在、ポイント還元率が最大20%適用されるようになっています。

ドコモユーザー専用のお得なポイント還元が期待できますので、ドコモユーザーでしたら、dカードを利用したほうが恩恵は大きいでしょう。

逆にいえば、ドコモ以外のユーザーにはあまり恩恵の少ないカードだといえます。

三井住友VISAカードに付帯されているiDの特徴

三井住友VISAカード

三井住友VISAカードについては、特に特徴がありません。電子マネーiDが付帯されて発行されるクレジットカードの中では、かなり初期からiDが利用できるようになっていましたので、後発組に比べてポイント還元率などの恩恵は少ないカードといえるでしょう。

逆にいえば、電子マネーのiDだけが使えたらそれでよい人にとっては、使いやすく、わかりやすいカードといえます。ポイント還元率をあまり気にしない方で、シンプルさを求める方に適したカードです。

クレジットカードにiDが付帯されているので、状況に応じて使い分けることができることもメリットの一つでしょう。

オリコカード・ザ・ポイントに付帯されているiDの特徴

オリコカード ザ ポイント

オリコカード・ザ・ポイントは、ポイント還元率に特化したクレジットカードです。

まず、クレジットカードとETCカードの年会費が無料で利用でき、ETCカードを使ったときもポイントが貯まるようになっています。

クレジットカードを新規発行、入会してから6ヶ月間はポイントの還元率が2倍(2%)になっているのが最たる特徴だといえます。

クレジットカードで、ポイントの還元率が1%以上あるものは珍しいので、iDが付帯されているクレジットカードで、ポイント還元率も意識して使い方にとって最適なカードといえるでしょう。

おサイフケータイで使うことができるiD

おサイフケータイでも、電子マネーiDを使うことができるようになっています。

ドコモユーザー以外の方は、おサイフケータイでiDを使うことができませんでしたが、つい最近、格安SIMのスマートフォンをお使いの方でも専用のiDアプリをインストールすることで、利用可能になりました。

おサイフケータイで使うことができるiDは、クレジットカードと紐づけして使うことができます。

ドコモが発行するdカード、三井住友VISAカード、イオンカード、ライフカード、セゾンカード、UCカード、オリコカード、ローソンPontaカード、ファミマTカード、セディナカードなどのクレジットカードを紐づけて利用することが可能です。

利用限度額は、クレジットカードの利用限度額なので、かなり柔軟に利用することができます。

クレジットカードをお持ちでない方は、ドコモユーザー限定ではありますが、dカード miniを利用すると、iDを月額最大3万円まで利用することができます。

dカード miniに付属のiD最大の特徴は、後払いで利用できる点にあります。iDを3万円分、使っても使った分の料金は、後日、ケータイ料金と一緒に支払うことができるので、柔軟な使い方ができます。

Apple Payに付与されているiD

iPhoneをお使いの方は、アンドロイドのスマートフォンなどのように、おサイフケータイ機能が付与されていません。

その代わり、Apple Payという機能を使うことで代用することができるようになっています。

Apple Payは、iPhoneの中にあるWallet アプリを利用することで使うことができるようになります。

iPhoneのWallet アプリ

ウォレット アプリ

Apple Payで利用できるiDの最大の特徴は、面倒で手間のかかる登録や申込が不要な点にあります。

Wallet アプリに対応のクレジットカードやiDを登録するだけでiDが利用できるようになるので、大変便利です。

Apple Payに自動付与されるiDに対応しているカードは

  • イオンカード
  • dカード
  • dカードプリペイド
  • ソフトバンクカード
  • 三井住友カード
  • ライフカード
  • P-oneカード
  • ファミマTカード
  • ANAカード(VISA、MasterCard)
  • メルペイ電子マネー

です。

Apple Payに付与されているiDで支払いする時は、おサイフケータイのように、操作なしでかざすだけで使えるわけではありません。

iPhoneのWALLETアプリを立ち上げて指紋認証、またはFace IDによる顔認証をする必要があります。

Google Payに付与されているiD

アンドロイドの端末では、従来のおサイフケータイが利用できるようになっていましたが、最近ではApple Payに対抗した新しいスマートフォン決済として、Google Payが利用できるようになりました。

Google Payは、Apple Payと同様に登録したクレジットカードに対して自動的にiDが付与される形になっています。

Google Payに登録可能なデビットカードで、iDが自動付与されるデビットカードは

  • SMBC VISAデビットカード
  • ライフカード

の2種類です。

dカードプリペイドに付帯されているiD

dカード プリペイド

dカード プリペイドは、事前に残高をチャージすることで利用できるプリペイド(前払い式)カードです。

クレジットカードとしては「Master Card」の加盟店で利用することができ、電子マネーのiDも利用することができるようになっています。

dカード プリペイドに付与されているiDの特徴は、事前にiDの残高をチャージ(入金)することで利用できるようになるという点にあります。

上述にもあるようにiDは本来、ポストペイ型(後払い)の電子マネーでしたが、最近ではプリペイド(前払い)、クレジットカードと紐づけして支払いできるようになったり、ケータイ料金と一緒に支払うことができるようにもなっています。

dカードプリペイドへの残高チャージ方法は、マイページにログインすることで、クレジットカードからのチャージが可能です。

残高のチャージに対応しているクレジットカードのブランドはVISAとMasterカードです。

dカードプリペイドに付与されているiDへの残高チャージは、利用するクレジットカードによっては、手数料がかかってきます。

三井住友VISAカードなどVJA発行のVISAカードとMaster カードからの残高チャージは、手数料が無料です。

それ以外のVISAカードとMasterのクレジットカードだと手数料が200円かかります。

また、ローソンのレジからの現金チャージも可能です。
ローソンのレジからの現金による残高チャージの場合は、手数料無料でチャージすることが可能です。

SMBCデビットカードに付帯されているiD

SMBCデビットカードは、デビットカードでありながら、電子マネーのiDが付帯されているのが特徴です。

iDとしての利用料金は、三井住友銀行の口座の残高から引かれます。

注意点として、プリペイドカードで利用するクレジットやiDには、オーソリゼーションがあります。

オーソリゼーションとは、クレジットカードを使用する際に、そのクレジットカードが本当に有効かどうかをカード会社に確認する作業のことです。

このオーソリゼーションの関係によっては、一部のお店、ネット店舗での利用ができません。

これはiDとデビットカードで利用できるクレジットでは共通ですので、覚えておくとよいでしょう。

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